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人間関係cafe de copain [食べ歩き]

1月27日の日曜日、月イチで通っているフルートのレッスン後
お昼をとるため、渋谷で途中下車しました。

昼間からワインが飲める店は無いかと、
グーグルマップを広げながら物色してみたところ
「人間関係cafe de copain(カフェ デ コパイン)」という
奇抜な名前のカフェバーを発見。


店入り口.jpg



後で知ったのですが、この店は渋谷スペイン坂に
30年以上歴史のある店。全然気づきませんでした(失礼)。
自家製スコーンが売りのお洒落そうなカフェですが
ワインがグラスでもボトルでも置かれているので、
事前にメニューを見て「ランブルスコ」に決めていきました。
ランブルスコなら度数の低い微発泡なので、
私一人でも飲み切れると思ったからです。

若者が多い街、渋谷でも
スペイン坂はアンテナの高そうな女子達ばかり。
目的のカフェバーには、若いカップルが目立ちましたが
アラフォー女性一人で突撃。

何と、自家製スコーンは全て売り切れ、
ランブルスコも入荷待ちとのこと。
カードが使えないので、手持ちの現金3,000円で収まるよう
メニューとにらめっこしながら、白ワインのボトルとチリポテトを注文。

選んだのは、イタリア ヴェネトの集落「クストーツァ」
の名前を冠したDOC認定の、「FARINA CUSTOZA 2016」。

グリーンがかったイエローの外観に、
青りんご、ライム、グレープフルーツのほろ苦さを鼻から感じます。
味わいは、弾けるような酸のアタックが、まるで微発砲のワインのよう。
余韻はさっぱりとしていて、とても夏っぽいワイン。


ワイン.jpg



夏の、芝生の上に大勢の若者が集って熱狂する。
店内のBGMが洋楽のロックだったこともあり、夏フェスを思い起こさせました。


イラスト.jpg




後ろの席では、バイト先の人間関係に悩む女子が
年上男性と喋る声が聞こえてきますが、
その声は全然深刻そうではありませんでした。

カウンター席の隣では、落ち着いた雰囲気の女性が
コーヒーを飲みながら文庫本を読んでいます。

一人でワインをボトルで飲みながらメモを取る私は
異様な雰囲気だったと思いますが、どんな事情の人でも受け入れてくれる。

この店には、そんな寛大さを感じました。

でも次は、誰かと一緒に飲みたくなりました。
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